PMとCMって?オフィスデザインの基礎知識

新規事業立ち上げまたは移転などによってオフィスデザインを行うことがあります。室内の配置は見た目などで決めるものではなく、しっかり考えて行わないと業務効率に影響してきます。業務の流れ、セキュリティ、収納の容量、労働衛生、空調の温度分布、一定レベルの通信状況の確保など、どれを取っても簡単に決められるものではありません。それでも時間をかけるわけにはいかないので、短期間に集中して行う必要があります。 そこで重要になるのがPMと略されるプロジェクトマネジメントとCMと呼ばれるコンストラクションマネジメントです。どちらも新たなオフィスデザインをスケジュールどおり立ち上げるためには重要な作業になります。それがうまくマネジメントできていないと不慮の事態によって遅延する恐れがあります。

プロジェクトマネジメントの流れ

PMについて、まずは大まかな枠組みを確認します。いつまでにどれぐらいの予算で、何に重点を置くかと言うことを確認しておく段階です。それに合わせてコンセプトを明確にするプランニングをしていきます。法的な要求事項、業務で必要なこと、予算によって制限されること、障害となることなどを織り交ぜ、要件を洗い出します。 全体の把握ができたところで設計に移ります。基本設計から実際に図面に起こす作業までを行い、実施できる状態にまで近づけます。あとは図面から必要な資材を確認し発注を行い、作業開始までに調達しておきます。この先は実際の作業になるためコンストラクションマネジメントによって管理されることになります。

コンストラクションマネジメントに必要なこと

CMと略されていますが、これは実際の作業に関するマネジメントで、調達された資材を使いながら工期に合わせて作業を実施していきます。移転の場合は調達した資材だけでなく、現在使われているものを移転する作業も行わなければいけません。その作業は短期間で行う必要があり、作業の長さが業務の空転時間になるため、工程管理に細心の注意が必要となります。 施工には複数の業者が協力するため、関係者との連携や確認などを的確に実施しなければいけません。どのような事態が発生するかわからないので、固定のスケジュールではなくリスクマネジメントによって不測の事態に対処できるような計画でなければ意味がありません。最終的に全ての工程が終わった後で受け渡し検査を合格するまでが作業に含まれます。
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